エネルギー資源と原料資源

全世界が原子力の必要性を信じ込んでしまったのは、石油と原子力の使用方法の混同に最大の原因がある。
例えば、サウジアラビアで大油田を発見し、これを石油資源と呼ぶ。

そのうちあるものは、自動車のガソリン
となり、あるものは火力発電で燃やされて電気を生むが、
残り大部分の石油、ほぼ6割は化学工場へ送られ、
プラスチックなどの原料として使われている。
これに対して、原子力は、どのように逆立ちしても電気を生み出すだけで、原料を生産しない。
世に言われるように、原子力が石油にとって代わる未来などは、存在しない。
石油に頼っているプラスチック産業、衣類、建材、テレビ、冷蔵庫などはすべてなくなってしまう。そこに原発が存在し、中世の生活様式の中に電気だけが豊富にある

このような世界があるはずはない。石油にとって代わることが出来るのは、同じようにエネルギー資源と原料資源である。石炭だけだこれは千年以上の埋蔵量がある。

東京に原発を! 広瀬 隆


そして、ヘンプ(麻)もエネルギ―資源と原料資源になりうる。

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