CBD isolate

佐藤 均
一般社団法人日本ヘンプ協会 代表理事
昭和大学薬学部教授 薬学博士・薬剤師

東京大学薬学系研究科(製剤学教室)修士課程終了後、金沢大学薬学部助手,富山医科薬科大学付属病院薬剤部助手、アメリカ国立衛生研究所(NIH)・がん研究所(NCI)奨励研究員、スイス・バーゼル研究所客員研究員を経て、東京大学医学部助教授となる。
2000年から昭和大学薬学部教授(薬物動態学研究室)

書籍「カンナビノイドの科学」監修

CBD(カンナビジオール)とは?

CBD(カンナビジオール)は大麻草から抽出される成分で、植物栄養素のひとつです。
大麻草と聞くと心配される方もいるかもしれませんが、CBDはWHOが安全性を科学的に認め、FDA(アメリカ食品医薬品局)では医薬品と して承認されている成分です。

CBDが海外で注目され始めたのは数年前のことで、「薬物動態学」を長年 に渡って研究している私の元にその情報が届きました。
すぐさま調べると医薬品にもなりうる可能性を充分に持っていることがわかり、本格的に研究をスタートしました。

日本でも2020年に厚労省により輸入ガイドラインが発表され、2021年 には現在規制されている抽出する部位規制を撤廃するなど、1948年に制定さ れた規制を緩める方針が検討され始めました。
今後は日本市場での流通がさら に活発になっていくことが予測されています。

CBDがこのように広く注目されるようになったのは、エンド・カンナビノイド・システム(ECS)という身体調節機能の仕組みの解明が進んだのがきっかけでした。
ECSは私たちが生きていくために必要不可欠なシステムで、このECSが不調になると、細胞間コミュニケーションがうまくいかず、様々な疾病を引き起こす原因になります

CBDを研究した論文

CBDはエンド・カンナビノイド・システム(ECS)に働きかけることで、てんかんやガン、アトピー性皮膚炎、肥満など、様々な病気に対する予防効 果があるという論文が数多く発表されています。
近年はさらに幅広い分野からの論文が上がっていて、その数は年々倍増しています。

世界的に様々な論文が発表される中、特に効果が期待され論文数が増加しているのが、美容に関係する効果効能です。
ECSは皮膚や毛髪にも存在しているため、CBDを塗布することで、抗炎症作用や抗酸化作用などが期待できます。
実際に日焼けによる炎症を抑える、肌のキメを整える、発毛を促す効果などが解明されています。

また最近の研究では、CBDがアクアポリン3と呼ばれるウォーターチャネルを活性化して肌の保水性を増加させるという論文発表もあり、美容とアンチエイジングの観点からさらに 注目を集めています。

CBDは肌に直接塗る・パッチを貼るといった経皮吸収による吸収率が高いのも特徴です。
このためクリームやパック、リップクリームやシャンプー といった製品に配合されることで、美肌、美髪などの効果が期待できる商品として、現在は多数の商品が流通しています。

CBD isolate 商品情報

一般社団法人日本ヘンプ協会より認証。
国内唯一の分析センター、株式会社日本CBD分析センターにて分析済み。
原産地:スイス
販売ロット:最低ロット500gより

CBD isolateは原料のため個人には販売しておりません、法人のみとなります。
サンプル、ご購入、OEM、その他ご相談につきましては下記フォームよりお問い合わせください。

一般社団法人日本ヘンプ協会にてスイス産CBD isolate 認証

スイス産CBD isolateの国内分析証明書